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【逆バレンタイン】ソチ五輪・男子シングルSP感想と町田語録【ティムシェル】 [フィギュアスケート]

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ソチオリンピック フィギュアスケート男子シングル・ショートプログラムの感想です。



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皇帝プルシェンコの棄権には驚きました。
確かに一年前に人工椎間板に入れ替えたばかりで、
常人ならば運動すらままならない状態のはずです。
しかし、プルシェンコは努力と精神力で
一年経たないうちに4T−3Tが飛べるレベルまで戻しました。
今までも、周囲からもうダメだと言われ続けても
その度に華麗に復活していたので、今回もそうだと信じていました。

本番前日に腰の痛みが再発し、
そして、本番前の6分間練習でのトリプルアクセルで、
「バキッ!」と腰が音を立てたそうです。
コーチのアレクセイ・ミーシン氏のコメントでは
下手をすると車椅子生活になってしまう所だったようです。

 膝の半月板も既にない
 椎間板ヘルニア悪化で足の感覚が麻痺
 椎間板を人工の物に入れ替え
 支えとして腰にボルトを3〜4本
 12回もの手術を繰り返している

よくぞこの状態で復帰出来たなと思います。
団体戦での負担がかなり大きかったのでしょう。
せめて女子並みに日程が開いていれば、
また違ったのでしょうが。

棄権もショックでしたが、直後のインタビューで
プルシェンコ本人からの「引退」の言葉を聞いて
更にショックを受けました。
ソチオリンピックで最後なのは解っていた事とは言え、
やはり寂しい物です。

pulu.jpg

ジェーニャ、今までありがとう。
早く良くなって、また、アイスショーでの活躍を期待しています。

もう一度「ベスト・オブ・プルシェンコ」を見たかったです。
「ベスト・オブ・プルシェンコ」と「ニジンスキーへ捧ぐ」に
使用されている「アート・オン・アイス」が聞きたくて
勢いで買ってしまいました。



それにしても今回はアクシデントが多かった。
アメリカのアボットが4Tで勢い余って壁に激突。
しばらく痛みで動けずにいましたが、何とか復帰したのを始め、
転倒者が続出。
オリンピックに必ず現れる「マモノ様」が暴れているのかと
思わずにはいられませんでした。

そんな中、やってくれました。
羽生結弦の、前人未到ショートプログラム100点越え。
リンクに入った辺りから、殺る気満々な目をしていましたね。
スピン取りこぼしがあったそうですが、
それ以外はほぼノーミスと言う演技。

プルシェンコは羽生結弦について、こう語っていました。
「私は彼のヒーローだったかもしれないが
 今は彼が私のヒーローになっている」
まさにその通りの演技だったと思います。

松岡修造さんもスタオベされていたようです。

syuzou.jpg

修造がソチへ行ってからと言う物の、
相変わらずソチは春の様な陽気で、
日本は全国的に大雪。
これ以上被害が出ない内に修造さん、帰国して下さい・・・。


パトリック・チャンは相当緊張していましたね。
演技前は左目がかなり痙攣しているように見えたのですが。


高橋大輔は冒頭の4Tが回転不足で思うように点が伸びず4位、
町田樹も若干緊張があったのか、後半の3Lzが2Lzになり11位に。

しかし、3位〜13位までは殆ど点差がありませんので、
町田選手も充分メダル圏内です。
フリーでは是非共宇宙まで飛んで下さいw


そんな町田選手ですが、新たな町田語録が生まれました。

 悔しいです。
 こんなミスは僕はしないんですけど。
 フリー次第でまだ僕はメダルに届く位置にいると思う。
 絶対にあきらめません。
 今日は日本はバレンタインですよね
 (急にカメラ目線になり)
 明日逆バレンタインできるようにがんばります(キリッ)

machida.jpg

急にフィギュアと無関係なバレンタインの話題になったかと思えば、
カメラ目線になり、一体何を言い出すのかと思えば
「逆バレンタイン」ですか!
フリーではどんな町田語録が飛び出すか、こちらも期待します!



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